平成21年度 発掘調査情報
   
遺跡名 長岡京跡右京第986次・上里遺跡
所在地 長岡京市井ノ内玉ノ上5-1
調査期間

2009/10/20~12/3

調査面積 360㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 弥生:流路
弥生~古墳:流路
主な遺物 縄文:縄文土器
弥生:弥生土器
弥生~古墳:土師器
   
 
 
調査対象地は、長岡京条坊復原(新条坊)によれば右京二条二坊十五町にあたり、調査地南端を二条条間大路、調査地の西側を西二坊大路が通る場所になります。また、縄文時代~中世にかけての遺跡である上里遺跡の範囲に含まれています。
 
弥生時代~古墳時代の流路跡2か所と弥生時代の流路跡を確認しました。流路内からは縄文時代晩期深鉢と弥生時代前期壺類が比較的まとまって出土したことから、当該期の集落は今回の調査地の北西部にあるものと推測されます。