平成21年度 発掘調査情報
   
遺跡名 天田内遺跡第2次
所在地 福知山市大江町天田内地内
調査期間

2009/4/21~6/12

調査面積 350㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 古墳:溝・土坑
中世:土坑
主な遺物 古墳:土師器・須恵器
中世:土師器
   

 

 
 
道路の拡幅に伴う調査で、道路の横を調査しました。
 
古墳時代の溝・土坑、中世の土坑などを検出するとともに、弥生時代後期~古墳時代後期にかけての遺物が多量に出土しました。竪穴式住居跡など、直接的に人の住んだ痕跡は見つかりませんでしたが、周辺に弥生時代後期~古墳時代後期の集落が広がっていることが明らかとなりました。
 
発掘現場近くの小学生が、発掘調査の様子や出土した遺物の見学に来ました。自分たちの住んでいる近くに、数千年前の人々が住んでいたことがわかり、大変興味深い様子でした。