平成20年度 発掘調査情報
   
遺跡名 仲ノ段遺跡
所在地 福知山市大江町北有路
調査期間

2008/11/12~12/19

調査面積 200㎡
調査原因 道路建設
主な遺構 中世:溝・柱穴・土坑
主な遺物 中世:瓦器・土師器・陶磁器・銭貨・土錘
   
 
 
仲ノ段遺跡は、西側から由良川に向けて丘陵が張り出した縁辺部にあります(右奥のバックホーは由良川左岸の堤防を造成中のもの)。
 
今まで中世の集落跡として知られていましたが、調査の結果、鎌倉時代の遺構・遺物、奈良・平安時代と縄文時代後期の包含層を確認しました。
 
鎌倉時代の遺構には、落ち込み状の遺構、柱穴、土坑があります。
 
この周囲に当該時期のムラ跡が埋もれているものと思われます。