金箔瓦
金生寺遺跡(第7次) 古墳時代前期の水利施設を発見!
 
金生寺遺跡(第7次)記者発表資料   

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  今回の調査では、古墳時代前期(4世紀)から中期(5世紀)に利用された水利施設と流路をせき止めて造った貯水施設などを検出しました。
 流路の分水点付近では、マツリに使われた土師器の高坏や壷、甕などまとまって出土しました。
 出土した土師器には徳島県や東海地方、山陰地方などで作られた土器が見られ、地域間の交流が行われたことを示しています。
 水利施設は、田畑を灌漑する目的があり、調査地周辺の開発の歴史を考えるうえで、重要な発見となりました。