第118回埋蔵文化財セミナー 終了しました
丹後地域の調査成果
今回のセミナーでは、丹後地域で近年調査された発掘の成果に焦点を絞り、報告することとします。
日本三景「天橋立」の北側の山中にある宮津市成相寺旧境内では、近年の宮津市教育委員会の調査でその旧伽藍実態が明らかになりつつあります。
また、京丹後市大内北古墳群では、4世紀後半から5世紀初頭に築造された古墳から、多様な構造の埋葬施設が数多くみつかり、その特色が明らかになりました。
一方、由良川を眼下に見おろす舞鶴市中山城の調査では、丘陵尾根上に連なる郭の一部が調査され、土塁や切岸など戦国時代の防御施設の一端が明らかとなりました。
日時
平成23年6月5日(日)午後1時30分から
会場
宮津市みやづ歴史の館 文化ホール
〒617-0826 宮津市字鶴賀2164
聴講無料 お気軽にご参加ください
発表内容
宮津市 成相寺旧境内の調査 ―古代・中世の山岳寺院の分布調査とその展望― |
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宮津市教育委員会 主 事 |
河森 一浩 | |
京丹後市 大内北古墳群の調査 ―古墳時代の特色ある埋葬施設― | ||
(公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター 前職員 |
辻本 和美 | |
舞鶴市 中山城跡の調査 ―戦国期の山城の防御施設と宴の場― | ||
(公財)京都府埋蔵文化財調査研究センター 次席総括調査員 |
伊野 近富 |
問い合わせ先
調査第1課企画係 電話 075-933-3877(代表)
アクセス図
アクセス
北近畿タンゴ鉄道「宮津」駅下車 徒歩8分
会場の駐車場には限りがございます。
※「パーキングはままち」に駐車の上、会場窓口の駐車券
認証機を通すことで200 円で駐車場を利用できます。